「色褪せない日本の美 陶板展」

横山美術館
1月23日開始
ヨーロッパでは古くから絵皿を壁に掛けて楽しむ習慣があり、18世紀には板状の陶磁器に絵画を絵付けする、陶板が生まれたとされます。窯の中で色合いが変化してしまう絵具を思いどおりの色に焼き付けるには、経験によって培われる高い技術が求められました。しかし、絵具の退色や剥落が少なく、陶磁器素地の変質も生じにくい陶板は、長年にわたって鑑賞することが可能です。日本でも明治時代になると、輸出用の陶板が盛んにつくられました。難しい磁器製の板の制作は瀬戸が得意とし、特に三代加藤善治は、5ミリ前後の厚さしかない長大で平滑な磁器の板を歪みなく焼き上げ、絶賛されたのです。
年月を経ても色褪せることのない陶板の美をお楽しみください。

[関連イベント]
1. 講演会「板物づくり名人 三代 加藤善治」
日時: 3月15日(日)13:30~15:00
講師: 岩井理(瀬戸蔵ミュージアム 学芸員)
場所: 5階 多目的ホール
定員: 40名(要事前申込)
参加料: 無料(要入館料)
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。
2. 当館学芸員による作品解説
日時: 2月7日、2月21日、3月7日、3月21日、4月4日、4月18日、5月2日 いずれも13:30〜(1時間程度)
場所: 展示室(1階ロビーに集合)
※事前申込不要、要入館料

スケジュール

2026年1月23日(金)〜2026年5月10日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
入場料一般 1000円、 高校生・大学生・65歳以上 800円、障害者手帳提示 700円、中学生 600円、小学生以下 無料
会場横山美術館
https://www.yokoyama-art-museum.or.jp/
住所〒461-0004 愛知県名古屋市東区葵1-1-21
アクセス地下鉄東山線新栄町駅1番出口より徒歩4分、地下鉄桜通線高岳駅3番出口より徒歩4分
電話番号052-931-0006
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