重野克明 「タマコのひなまつり」112 × 146 ㎝ キャンバスに油彩 2026年

重野克明 「お前も雛人形にしてやろうか」

亀戸アートセンター
2月19日開始

アーティスト

重野克明
この度、亀戸アートセンターでは 重野克明 個展「お前も雛人形にしてやろうか」を開催いたします。

重野克明は、人物や動きのある情景を主題に、絵画、版画、陶芸など多様な手法で制作を行ってきた作家です。
重野は幼少期より人物を描くことに親しみ、周囲から「絵が上手な子」と認識される一方で、描く絵が「暗い」と評されることも少なくありませんでした。しかしそれは感情の暗さというよりも、陰影や立体感、遠近といった要素への早い段階からの関心によるものでした。

美大受験のために通っていた予備校時代に版画への興味を深め、東京藝術大学入学後は、絵筆や色彩よりも「線」や「構造」への関心を軸に、版画による表現へと取り組んでいきます。作家としてのキャリアを重ねる中で、現在は油画、水彩画、銅版画、陶芸などを横断しながら「まず手を動かすこと」から始まる制作を続けています。作品に登場する人物は、特定の誰かを写したものではなく、記憶や想像の曖昧さを含んだ存在として描かれ、真剣に描くことで生じるズレや違和感がそのまま画面に残り、結果として独特のユーモアや可笑しみを帯びた表情を生み出しています。

本展「お前も雛人形にしてやろうか」は、会期と時期が重なり、また重野の誕生日が3月4日という本人が意識せざるを得ない日本の年中行事「雛祭り」を展覧会全体のゆるやかなアウトラインとして捉えた展示です。メインビジュアルとなる雛壇の油画には、これまでの作品に登場してきた人物たちが、雛人形のように並びます。それらは特定の人物でありながら、鑑賞者自身を重ね合わせることのできる、不特定多数の存在でもあります。

タイトルが示す通り、本展は鑑賞者を作品世界へと引き込み、見る側もまた「雛人形の一人」として加わるような感覚を誘います。油画、版画、陶芸作品など多様な作品群を通して、明るさと陰影、真面目さと可笑しみが交錯する重野克明の世界を会場にてご体感ください。

スケジュール

2026年2月19日(木)〜2026年3月3日(火)

開館情報

時間
16:0022:00
土曜日・日曜日・祝日は13:00〜19:00
休館日
会期中無休
入場料無料
展覧会URLhttps://kac.amebaownd.com/posts/58511031
会場亀戸アートセンター
https://kac.amebaownd.com/
住所〒136-0071 東京都江東区亀戸9-17-8 KKビル101
アクセス都営新宿線東大島駅大島口より徒歩12分、東武亀戸線亀戸水神駅2番出口より徒歩13分
電話番号090-5433-0883
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