「良寛の書簡」

東京黎明アートルーム
11月13日開始
越後出雲崎(現・新潟県三島郡出雲崎町)の名主橘屋の長男として生まれた良寛(一七五八―一八三一)。名主見習いとなりますが、十八歳で出家。二十二歳の時に備中玉島(現・岡山県倉敷市)の円通寺の国仙和尚に師事します。十余年の修行ののち、諸国を行脚。三十九歳で帰郷し、国上山の中腹にある五合庵や乙子神社の草庵に住庵。清貧のなかで子供と戯れ、友と語り、多くの人達に親しまれ敬われ、七十四歳で遷化しました。富や名声を求めず、托鉢僧として村人たちに溶け込む生活を送るなかで、内面を深化させ、無我のなかにある本当の自分を求めた良寛さんは、和歌・漢詩を能くし、優れて独創的な書を遺したことで知られています。
二〇二三年に続き、当館で開催する二回目となる良寛展。今回も日本有数の良寛コレクター秘蔵の作品を中心に良寛の書をご紹介します。テーマは「良寛の書簡」。良寛が記した書簡だけでなく、良寛と親交のあった人々の書も公開します。良寛の人となり、そして良寛が築いた豊かな人間関係に迫ってみたいと思います。

スケジュール

2025年11月13日(木)〜2025年12月25日(木)

開館情報

時間
10:0016:00
休館日
11月16日、12月3日・23日は休館
入場料一般 800円、20歳未満 無料
会場東京黎明アートルーム
http://www.museum-art.torek.jp/
住所〒164-0003 東京都中野区東中野2-10-13
アクセスJR中央・総武線東中野駅西口より徒歩7分、都営大江戸線東中野駅A3出口より徒歩7分、東京メトロ東西線落合駅2b出口より徒歩14分
電話番号03-3369-1868
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