「金沢文庫文書の歴史」

神奈川県立金沢文庫
1月23日開始
昭和5年(1930)の県立金沢文庫の開館以来、活動の柱の一つに、「金沢文庫文書」の調査、研究がありました。「金沢文庫文書」は、金沢北条氏をはじめとする鎌倉の上位の武士や京都の高僧、称名寺の碩学の書状などを含んでおり、鎌倉時代の政治、社会経済、宗教、文化を知るための重要な史料群として、内外から大きな注目を集めました。以来、100年に及ぼうとする県立金沢文庫の活動のなかで「金沢文庫文書」の調査、研究や修理、公開が進められ、平成2年(1990)には重要文化財、平成28年(2016)には国宝に指定されるに至りました。こうした点からすると、県立金沢文庫の活動と「金沢文庫文書」の歴史は軌を一にしているともいえます。本展覧会では、「金沢文庫文書」の調査、研究、修理、編纂と公開などをつうじて、博物館(図書館)としての県立金沢文庫の活動をふりかえるとともに、将来の「金沢文庫文書」の調査、研究、公開、保存のあり方を展望したいと思います。

[関連イベント]
1. 月例講座「金沢文庫文書の歴史」
日時: 2026年2月8日
登壇者: 三輪眞嗣(神奈川県立金沢文庫 学芸員)
2. 解説講座「称名寺文書と金沢文庫文書」
日時: 2026年2月28日
登壇者: 三輪眞嗣(神奈川県立金沢文庫 学芸員)
3. 国宝 金沢文庫文書に親しむ講座「「金沢文庫文書の歴史」関係史料を読む」
日時: 2026年3月7日
登壇者: 貫井裕恵(神奈川県立金沢文庫 学芸員)
4. 月例講座「ブンコ・ザ・ビギニング―はじまりの県立金沢文庫―」
日時: 2026年3月15日
登壇者: 山口啄実(神奈川県立金沢文庫 学芸員)
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2026年1月23日(金)〜2026年3月15日(日)

開館情報

時間
9:0016:30
休館日
月曜日
2月12日、2月24日は休館
2月23日は開館
入場料一般 400円、大学生・20歳未満 250円、65歳以上 200円、高校生 100円、中学生以下・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttps://www.pen-kanagawa.ed.jp/kanazawabunko/tenrankai/ichiran/r7/20260123kanazawabunkomonjo.html
会場神奈川県立金沢文庫
https://www.pen-kanagawa.ed.jp/kanazawabunko/index.html
住所〒236-0015 神奈川県横浜市金沢区金沢町142
アクセス京急線金沢文庫駅東口より徒歩12分、シーサイドライン海の公園南口駅より徒歩10分
電話番号045-701-9069
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します

0件の投稿

すべて表示

まだコメントはありません