公開日:2025年10月22日

ピナ・バウシュ最晩年の作品、ヴッパタール舞踊団『Sweet Mambo』が京都で11月上演。ロームシアター京都10周年記念事業

10周年を記念し、ダミアン・ジャレ×名和晃平『Planet[wanderer]』、ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団『Sweet Mambo』、クラウド・ゲイト・ダンスシアター(雲門舞集)『WAVES』を上演

Ⓒ Karl-Heinz Krauskopf

ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団『Sweet Mambo』

ダンスと演劇が共生する「タンツテアター」の手法による、斬新かつ衝撃的な話題作を次々と発表し、20世紀のダンス・演劇界を代表する振付家、ピナ・バウシュ。2009年に急逝したピナの最晩年の作品『Sweet Mambo』が、ロームシアター京都で11月21日、22日に上演される。本公演は、ロームシアター京都の10周年記念事業の一環。

本作を披露するヴッパタール舞踊団は、1973年にピナが芸術監督に就任して以来、率いてきたカンパニー。今回は2017年の『カーネーション−NELKEN』以来8年ぶりの来日、京都では32年ぶりの作品発表となる。ピナとともに年月を過ごし、年齢や経験を重ねた初演時のダンサーが再びステージに集う。

『Sweet Mambo』の世界初演は、2008年5月30日シャウシュピールハウス(ヴッパタール・ドイツ)。最晩年の貴重な作品を体験する貴重な機会となりそうだ。

ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団『Sweet Mambo』
11月21日(金)~22日(土)
21日(金)19:00開演
22日(土)15:00開演
会場:メインホール
上演時間:約2時間20分/休憩含む

他地域での公演
埼玉公演11月27日(木)~30日(日) 彩の国さいたま芸術劇場

ロームシアター京都の10周年記念事業

ほかにもロームシアター京都の10周年記念事業として、ダミアン・ジャレ×名和晃平『Planet[wanderer]』、クラウド・ゲイト・ダンスシアター(雲門舞集)『WAVES』など注目の公演が発表されている。

クラウド・ゲイト・ダンスシアターは台湾を代表するコンテンポラリーダンスカンパニーで、『WAVES』はアーティスト、コンポーザー、プログラマーの真鍋大度とのコラボレーションによって生まれた作品。アートファンも注目だ。

Photo by LIU Chen-hsiang

ダミアン・ジャレ×名和晃平『Planet[wanderer]』
11月8日(土)~9日(日)
8日(土)19:00開演
9日(日)15:00開演*託児あり
※上演時間:60分
会場:サウスホール

クラウド・ゲイト・ダンスシアター(雲門舞集)『WAVES』
12月17日(水)
19:00開演
会場:メインホール

Art Beat News

Art Beat News

Art Beat Newsでは、アート・デザインにまつわる国内外の重要なニュースをお伝えしていきます。